エスコートボート
ってどんな船?
大型船舶の進路を警戒し、
衝突事故を防ぐ役割をしています。
新日本海洋社が運航しているエスコートボートはその速さを生かしながら、東京湾の入り口からタグボートが作業する場所までの間、大型船舶の進路を警戒し、衝突事故を防ぐ役割をしています。
タグボートの中にも、このエスコート作業をする資格を持つ船があります。どこまでエスコートしていくかは、その対象船舶によってさまざまです。
エスコートボートはタグボートよりも小柄ですが同じ赤いマストを持っています。
スピードが特徴。
警戒業務と消防設備を有した万能船。
当社のエスコートボートは3隻あり、タグボートの速力が15ノット程度であるのに比べ、エスコートボートは20.08ノットと、より早いスピードが特徴となっています。船体は全長29.25m、幅5.5m、総トン数は65トンです。エンジンは2000馬力程度ですが、低負荷での性能及び加速時の応答性を向上させるため、軽量高速機関を採用するとともに、上部構造は軽合金構造とするなど進路警戒に必要な速力を確保する工夫がされています。さらに消防設備を搭載し、荒天時でも耐候性の高い高性能進路警戒船となっています。 当社ではこのようにエスコート(警戒)業務に特化したボートに加え、同時に曳船作業も可能とするエスコート資格を有するタグボートでの進路警戒サービスを提供することで、お客様の要求にお応えしています。