赤マストの歴史
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50,60年代
1959年
(昭和34年)株式会社日本海洋社は、横浜市で日本郵船株式会社と東京湾水先人組合(現東京湾水先区水先人会)の曳船運営会社である株式会社横浜海洋社との折半共同出資によって設立され、曳船4隻で営業を開始しました。- 浜丸 (95トン 500馬力) 可変ピッチ推進器
- 傭船 金剛丸 (235トン 1000馬力) 螺旋推進器 船主:日本郵船株式会社
1961年
(昭和36年1月)社船 富士丸(151トン 1,760馬力)の建造。煙突の代わりに鳥居型マストを採用し、その姿から「耳の冨士丸」の愛称で親しまれた。1961年
(昭和36年12月)V.S.P.(フォイトシュナイダプロペラ)海洋丸(117トン 1,200馬力)の建造。ここからV.S.P.推進器の時代が幕をあけた。- 海洋丸(117トン 1,200馬力)
- V.S.P.推進器
1962年
(昭和37年)千葉出張所を開設1968年
(昭和43年)創業10周年を記念して「創業十年を迎えて」発行1969年
(昭和44年)千葉出張所を千葉支店に格上げ。 桂丸(169トン 2,300馬力)を建造。ダックペラ式推進器装備船の東京湾内導入第一船となり、ダック・Zペラ時代の幕開けとなった。- ダック・Zペラ(全旋回式推進装置)旋回の様子
- 【ダック・Zペラ時代】 当時、全旋回式推進装置がダックペラ(石川島造船化工機)、Zペラ(新潟鉄工) という商品名で各メーカーから発売されました。
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70年代
1970年
(昭和45年)社内報「赤マスト」発刊始まる。1972年
(昭和47年)金剛丸(199トン 2,900馬力)を建造。 Zペラ式推進器装備船を初めて導入し、
電動ロープリールから油圧トーイングウィンチへとロープ作業の大変革を試みる。- 金剛丸 (199トン 2,900馬力)
1973年
(昭和48年)大成丸(299トン 3,900馬力)を建造。 Zペラ式の3型曳船を初めて導入した。- 大成丸 (299トン 3,900馬力)
1974年
(昭和49年)大安丸(298トン 3,900馬力)を建造。
嵌脱(カンダツ)クラッチから無段階スリップ制御のオメガクラッチへ。- 大安丸
(298トン 3,900馬力)
1975年
(昭和50年)9月1日防災の日に、前年のタンカー火災事故での救出活動が認められ、「大安丸」「大成丸」両船に「船長外乗組員一同 殿」として、内閣総理大臣賞が贈られた。- 消火活動に従事する
大安丸と大成丸
1977年
(昭和52年)エスコート事業を開始- エスコートボート おりおん
(112トン 2,120馬力)
1978年
(昭和53年)伊豆高原寮開設
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80年代
1981年
(昭和56年)創業20周年を記念して「創業二十年のあゆみ」発行1983年
(昭和58年)神奈川丸(229トン 3,400馬力)建造。船首を従来より長くして作業の安全性を向上させた。- 神奈川丸
(229トン 3,400馬力)
1986年
(昭和61年)東京海上火災保険 代理店業務開始- 現在の東京海上日動火災です
1988年
(昭和63年)加賀丸(224トン 3,600馬力)建造。海洋社の船名「Kシリーズ」が始まる。
後に「山シリーズ」(平成6年「穂高丸」~平成12年「武甲丸」)に続いた。- 加賀丸
(224トン 3,600馬力)
1989年
(平成元年)北野丸(225トン 3,600馬力)建造。
一目瞭然のデイライトレーダーにタグナビを組み合わせ、ハイテク装備化を進めた次世代曳船の模索が始まる。
創業30周年記念就航船写真集「赤マスト30年」発行- ハイテク化が一層進む
デイライトレーダー - 「赤マスト30年」発行
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90年代
1991年
(平成3年)熊野丸(164トン 3,100馬力)建造。GPSを搭載し、その後全船にGPSを導入した。- 熊野丸
(164トン 3,100馬力) - 熊野丸の進水式
1993年
(平成5年)金剛丸(166トン 3,100馬力)建造。船員の部屋が個室化される。- 今回建造した金剛丸は、4代目となる
- 金剛丸
(166トン 3,100馬力)
1994年
(平成6年)大安丸(224トン 3,600馬力)建造。カラー潮流計の導入。- 大安丸
(224トン 3,600馬力)
- 熊野丸
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2000年代
2001年
(平成13年)本店事務所移転
海岸通りの郵船ビルから山下町へ。- 創立以来、拠点としてきた郵船ビル
- 2010年まで拠点にしていたファンケルビル
2002年
(平成14年)「タグボート運航管理システム」を開発。
全船に「船陸間通信制御装置」を搭載。陸上にはTug Serverを設置し、海陸間でデータの蓄積、Eメールの利用、事務連絡の電子化などが可能となった。2003年
(平成15年)大安丸、永代丸就航
10月に「大安丸」が就航。我社設立以来の最大馬力の大型曳船として登場した。地球環境を考慮したIMOの排ガス規定に合致する主機と、クラッチ(オメガ付)を推進器に組み込んで一体化した高性能な大口径のプロペラの推進装置を採用した。
続いて12月に「永代丸」が就航。環境問題に配慮し、“省エネ”にこだわって建造された曳船。鎌倉丸に続き、ヤンマーレックスペラを採用。- 「大安丸」の進水式
(平成15年 227トン) - 「永代丸」
(平成15年 169トン)
2004年
(平成16年)大成丸、野島丸就航
高出力曳船。最新の監視装置(Active-Cat)を採用して、センサーの異常検出や燃料消費量の計算を容易にした。航海計器はGPSを利用した高精度方位センサーのサテライトコンパスを、ジャイロコンパスに換えて採用し信頼性の向上を図るとともに、上部旅客室にてレーダー映像をモニタ画面にて常時受像可能とし、進行方向・船速と真風向・真風速の情報を確認可能とした- 「大成丸」
(平成16年 228トン 4,000馬力)
(平成15年 227トン) - 「野島丸」
(平成16年 166トン 3,600馬力)
2005年
(平成17年)金剛丸就航
伝統的な設備・機能を継承しながら効率よく曳航力を発揮できるよう船型を大きくし、船首作業台をフラットにした、新しい船型の登場。- 「金剛丸」
(平成17年 185トン 3,600馬力)
2008年
(平成20年)大安丸、大成丸のエスコート免許取得
3・4種消防設備の設置を行い、エコート業務にも従事可能な当社初のマルチ曳船として、大安丸(2月26日)・大成丸(4月16日)の2船がエスコート資格を取得した。- 「大成丸」
(平成16年 228トン 4,000馬力) - 「大安丸」
(平成16年 166トン 3,600馬力)
北野丸就航
3・4種の消防設備を搭載した大型曳船として、ブリッジ等の上部構造物を変更して居住区に船窓を付けた静音性高い新型曳船の登場。- 「北野丸」
(平成16年 228トン 4,000馬力)
2009年
(平成21年)社名変更
当社は平成21年1月1日付で、会社法に定める吸収分割の方法により宝洋海運産業株式会社の一部と株式会社日本海洋社とが統合し、 商号を株式会社 ウィングマリタイムサービスと変更した。両社ともこの年、会社設立50年を迎え新たな出帆となった。- 「港南丸」
(平成19年 182トン 3,600馬力)
「衣笠丸」就航
北野丸の姉妹船。AIS(船舶自動識別装置FA-150)を採用して作業の確実性を向上させた。- 「衣笠丸」
(平成21年 252トン)
唐津丸就航
北野・衣笠の姉妹船。その2船と比べよりシャープに美しい船型となった。
我社にゆかりの深い「唐津」の地名を冠した- 「唐津丸」
(平成21年 251トン)
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2010年代
2010年
(平成22年)創立50周年を迎え、記念パーティー、社史を発刊- 2月1日 創立50周年記念パーティー
於:ホテルニューグランド - 社史「50年を迎えて」 発刊
曳航サービス、エスコートサービスに於けるISO9001の認証取得。宝洋海運産業(株)との完全統合
加賀丸就航。
乗組員の省力化と作業能率向上のため船首にロープリーダ(ビット内蔵型曳索繰出機)を装備した。「おりおん」就航
先に就航した「すばる」「ぽらりす」に改良を加えた姉妹船。操舵室を上方に上げて良好な視界を確保した。- 「おりおん」
(平成22年 64トン)
平成22年11月29日 本店事務所移転
横浜ランドマークタワー13階へ移転。2011年
(平成23年)京都丸就航
3・4種の消防設備を搭載した大型曳船で、振動が少ない静音性の高い新造曳船になった。- 「京都丸」
(平成23年 250トン)
エスコート船「れお」就航- 「れお」
(平成23年 65トン)
片瀬丸就航
ジプシーホイールのバックテンション機能を導入し、錨鎖長さの表示を可能にして投揚錨作業の確実化を図った- 「片瀬丸」
(平成23年 251トン)
黒部丸就航
航行区域を沿海とし、航海計器に航海当直警報装置(BNWAS)を装備した。黒部丸の模型が京浜ドック㈱より寄贈された。2012年
(平成24年)熊野丸就航
3・4種の消防設備を搭載した大型曳船で、振動が少ない静音性の高い新造曳船になった。- 「熊野丸」
(平成24年 251トン)
神奈川丸就航
甲板機械に新方式のクローズドクロークラッチを採用。
船員の作業の安全確保及びグリースを密封することによって雨水等での海面への流出を防ぐことに成功した。- 「神奈川丸」
(平成24年 251トン)
タグボートシミュレーター導入。
2012年5月、操船訓練を効果的に行うため(株)三井造船昭島研究所との共同開発によりタグボートシミュレータシステムを本店に設置した。 離着桟作業からエスコートまで、一般の船舶とは運動性能や運用方法が大きく異なるタグボートの特性をリアルに再現し、船員教育の充実を図った。吉野丸就航
2型船で初のエスコート資格取得船。
進路警戒可能な船足を考慮した振動の少ない凌波性能に優れた船型となっている。
従来の浄水器に変えて、トリハロメタン・セシウム等が除去可能で、医王石のミネラル分を溶出する浄水器を設置した。- 「吉野丸」
(平成24年 190トン)
山形丸 就航
吉野丸と同形の中型エスコート資格船。バルバスバウ(球状船首)を始めとする船型の変更により造波抵抗が減少し、進路警戒可能な船足を実現した。- 「山形丸」
(平成24年 190トン)
2013年
(平成25年)環境配慮型タグボート(エコタグ) 「翼」就航
タグボートでは国内初となるハイブリッドシステムを搭載。従来のディーゼルエンジンに加えモーターと高性能バッテリーを用いた推進システムを採用し、排出する二酸化炭素(CO2)量の約20%削減を目指す。 甲板機械にはロープリールとロープリーダーの連動繰出装置を採用した。総トン数:256トン 3種消防 沿海(限定)
馬力:ニイガタ(2000馬力×2基),
モータージェネレーター(200馬力×2基)
速力:15.0ノット
曳航力:前進55トン 後進52トン
就航年月日:平成25年3月15日エコタグプロジェクト
エコタグの開発・建造は、日本郵船グループと新潟原動機株式会社の共同プロジェクトであり、運航船舶および港湾設備の環境負荷低減の取り組みに貢献するものとして開始されました。
主要メンバーは日本郵船株式会社、新潟原動機株式会社、京浜ドック株式会社および当社からなり、新潟原動機株式会社へは一般財団法人日本海事協会が研究開発支援を行いました。
今後はエコタグの実船運用における性能を評価するためにデータの収集・分析など様々な検証作業を行う予定です。大安就航
約40年前にオメガクラッチを初めて導入した初代「大安丸」以来、我社のフラグシップとして長年にわたり継承してきた船名。“丸”をとり新生「大安」とした。- 「大安」
(平成25年 191トン)
2015年
(平成27年)「白馬」就航
ILOの船舶設備規定に対応した居室スペースを確保した。- 「白馬」
(平成27年 192トン)
国内初のLNG 燃料タグボート「魁」就航。
重油とLNG を燃料として使用可能なデュアルフューエルエンジンを搭載。ハイブリッド・タグボート「翼」に続く、2 隻目の環境配慮型タグボートの投入となった。- 「魁」
(平成27年 272トン)
2016年
(平成28年)「浅間」就航
船首甲板機械のロープリーダーに改良を加え、ロープの繰り出しに直進性をもたせることで従来よりも摩耗の軽減を図った。船首プッシングポイントを下げ、低い乾舷の船にも対応できるようにした。- 「浅間」
(平成28年 192トン)
「穂高」就航
「浅間」の姉妹船。振動が少なく静音性の高い中型港内曳船。- 「穂高」
(平成28年 192トン)
「野島」就航
浅間、穂高同様、燃費性能に優れた中型港内曳船- 「野島」
(平成28年 192トン)
2017年
(平成29年)「大成」就航
錨鎖が従来のものと比較して、軽量で高い把駐力を持つアンカーを採用した。- 「大成」
(平成29年 256トン)
「大安」就航
両舷ウィンチ、クラッチ部、船首舷門部、前方・後方視界を監視できる カメラ4台を新たに搭載し、ブリッジモニタ、監視室にて確認できるようにした。- 「大安」
(平成29年 256トン)
2018年
(平成30年)「榛名」就航
主機関、低負荷時燃費向上のため、給気温度を最適にする新システムを取り入れた。- 「榛名」
(平成30年 256トン)
2019年(令和1年)2019/2/7「颯」就航
操舵室後方の窓のサイズを大きくすることにより、従来船より良好な後方視界を確保した。- 「颯」
(平成31年 256トン)
2019/7/1株式会社新日本海洋社 発足
株式会社ウィングマリタイムサービスと海洋興業株式会社が合併し、株式会社新日本海洋社が発足。
多様化するニーズに対して、これまで以上に迅速かつ的確に応えるため、両社の経営資源を統合。
グループシナジーを最大限に発揮し、持続可能な成長のために取り組む。
合併に伴い、フリートはタグボート27隻、エスコートボート3隻、小型曳船2隻、ラインボート4隻となった。 これにより造船所作業、起重機船業、内航運送業へもフィールドが広がった。
商号(和名):株式会社 新日本海洋社
(英名):Shin-Nippon Kaiyosha
所 在 地:横浜市西区みなとみらい 2丁目2-1 横浜ランドマークタワー13階
代 表 者:代表取締役社長 多々良 幸尋
株 主:日本郵船株式会社100%
資 本 金:4億9千万円
社 員 数:283名
合 併 日:2019年7月1日2019/8/8「鎌倉」就航
従来船に比して船隊の小型化を図りつつも、大型と同じ大馬力エンジンを搭載し、高い操船性能を実現した。- 「鎌倉」
(平成31年 194トン)
2019/9/17本店事務所 本店分室移転
本店事務所及び本店分室(旧海洋興業㈱の本店)をみなとみらいセンタービル19階へ移転。2019/10/7合併披露パーティー開催
ホテルニューグランド「ペリー来航の間」にて、関係各社より多くのご来賓を賜り合併会社の披露パーティーを開催。2019/11/2「東京」就航
千葉地区就航船として、大成、榛名に続きエスコート資格を取得した。錨鎖に可動式散水ノズル(高圧)を取り付け、清水による錨鎖洗浄管を設置した。- 「東京」
(平成31年 256トン)
2019/11/25横浜市ブルーカーボン・オフセット 認証
海洋資源を活用した温暖化対策や環境活動などを推進することを目的とする横浜市のブルーカーボン・オフセット制度においてCO2削減事業としてハイブリッドタグボート「翼」及びLNGタグボート「魁」が認証を受けました。 - 2月1日 創立50周年記念パーティー
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2020年代
2020年(令和2年)2020/1/23「魁」就航後100回目のLNGバンカリングを実施
日本初のLNG燃料船である当社運航曳船「魁」(船主:日本郵船株式会社)は、2020年1月23日、2015年に就航して以来100回目となるLNGバンカリングを実施しました。
本船へのバンカリングは横浜市の新港5号岸壁において、タンクローリーからホースで供給するTruck to Ship方式で安全かつ効率的に行われました。
過去、横浜におけるバンカリング見学者数
2019年度 130名様(2020.01.23時点)
2018年度 166名様
2017年度 237名様
2020/7/15「夷隅丸」就航
君津地区就航船。
7mの伸縮消防塔を設備し、水面上23mの高さから放水が可能。
カメラを操船者の死角となる箇所に複数台設置。安全運航を行えるようにした。
灯火にLED灯を採用し、省エネ化を図った。- 「夷隅丸」
(2020年7月 281トン)
2020/8/20横浜市ブルーカーボン・オフセット 認証
海洋資源を活用した温暖化対策や環境活動などを推進することを目的とする横浜市のブルーカーボン・オフセット制度においてCO2削減事業としてハイブリッドタグボート「翼」及びLNGタグボート「魁」が認証を受けました。2020/10/28「絆」就航- 「絆」
(2020年10月 256トン)
2021年(令和3年)2021/9/28「渚」就航- 「渚」
(2021年9月 195トン)
2022年(令和4年)2022/6/27代表取締役社長交代
第63回定時株主総会並びに取締役会において、任期満了に伴う吉田芳之の退任並びに加藤毅の代表取締役就任につき決議を行いました。
吉田芳之は相談役に就任いたしました。2022/7/27日本初となる船舶におけるバイオ燃料専焼実験開始
当社は、当社株主である日本郵船株式会社(東京都千代田区、長澤仁代表取締役社長)の協力の下、日本初となる船舶におけるバイオ燃料専焼実験を本年8月より開始いたします。
これに先立ち、本日7月27日横浜港にて当社所有曳船「千倉丸」への補油を完了いたしました。今回の実験に使用しますバイオ燃料は、伊藤忠商事株式会社(東京都港区、石井敬太代表取締役社長COO)が世界最大のリニューアブル燃料メーカーであるNeste OYJ(本社:フィンランド)から輸入するリニューアブル燃料100%の製品で、ライフサイクルアセスメント(注)ベースでのGHG排出量を石油由来の軽油に比べ約90%削減することができます。
更に、エンジンをはじめとする既存の器機を改造する必要がないので脱炭素施策導入費用を抑えることが出来ます。当社は、日本初のハイブリッドエンジン搭載の曳船「翼」、同じく日本初のLNG燃料曳船「魁」と、環境負荷低減のための新技術の導入を積極的に進めてきました。
これからも脱炭素社会の実現に向けて、様々な方法を模索しチャレンジしてまいります。全長:36.20m
全幅:9.80m
型深さ:4.40m
総トン数:235トン
馬力:4,000PS(注)ライフサイクルアセスメント
製品やサービスに必要な原料の採取から、製品が使用され、廃棄されるまでのすべての工程(ライフサイクル)における環境への影響を評価すること、または定量化する手法。2022/7/28「暁」就航- 「暁」
(2022年7月 198トン)
2022/8/5横浜区、川崎区、千葉区 曳船料率表改定
2022年11月1日作業分より、横浜区、川崎区、千葉区の曳船料率表を改定いたしました。2022/8/9LNG 燃料船「魁」アンモニア燃料船に改造を予定
本日2022年8月9日、当社の運航するLNG(液化天然ガス)燃料船「魁」の船主であり、また当社の株主である日本郵船株式会社(東京都千代田区、⾧澤仁志代表取締役社⾧)は、同船をLNG燃料仕様からアンモニア燃料仕様に変更すべく日本郵船グループの京浜ドック株式会社(神奈川県横浜市、小澤敏也代表取締役社⾧)との改造工事契約締結を発表しました。
アンモニアは燃焼しても二酸化炭素(CO²)を排出しないため、航海中の温室効果ガス排出量を大幅に削減できる地球にやさしい次世代舶用燃料として期待されています。アンモニア混焼に対応する機器や配置等については、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金制度を利用し、日本郵船株式会社、株式会社IHI原動機(東京都千代田区、赤松真生代表取締役社⾧)が共同開発を行っており、本開発の協力機関である一般財団法人日本海事協会(東京都千代田区、坂下広朗代表理事会⾧)より基本設計承認を取得しています。
改造工事は2023年度中に開始、2024 年度に再び当社配船の下、東京湾にて実証運航となる予定です。日本初のLNG 燃料船として誕生した「魁」は次のチャレンジに向けて進んでまいります。
2022/10/1組織変更(船隊企画部、経営企画部)
船隊企画部及び経営企画部の業務分掌と部署名を2022年10月1日付けで変更致しました。
1.経営企画部(経理部)の一部業務を船隊企画部(企画部)へ移管
2.部署名変更
業務分掌変更に伴い、部署名を次のように変更しました。
- ・経営企画部
- (変更前) 経営企画部
(変更後) 経理部
- ・船隊企画部
- (変更前) 船隊企画部
(変更後) 企画部
船隊企画部及び経営企画部の業務分掌と部署名を2022年10月1日付けで変更致しました。
1.経営企画部(経理部)の一部業務を船隊企画部(企画部)へ移管
2.部署名変更
業務分掌変更に伴い、部署名を次のように変更しました。
- ・経営企画部
- (変更前) 経営企画部
(変更後) 経理部
- ・船隊企画部
- (変更前) 船隊企画部
(変更後) 企画部
2022/10/15「吉野丸」が川崎航路沖で人命救助(プレジャーボート事故)
2022年10月15日18時20分頃、川崎航路沖にて乗客乗員計12名が乗船したプレジャーボートの浸水事故が発生し、海上保安部の緊急要請を受けて吉野丸が救助活動を行いました。
救命浮環等を使用してプレジャーボートの乗客乗員計12名を救助、巡視船に引き渡しました。 吉野丸乗組員においても怪我人はありませんでした。
2022/10/26「岬」就航- 「岬」
(2022年10月 196トン)
2022/12/9「吉野丸」人命救助 第三管区海上保安部表彰式
10月15日に川崎航路沖で発生したプレジャーボートの浸水事故に対する人命救助活動について、12月9日に第三管区海上保安本部の羽山本部長から感謝状が贈呈されました。【川崎航路沖での救助活動】
事故発生の当日18時30分、作業を終えた「吉野丸」は、川崎航路沖を航行中に海上保安部から、付近で浸水し沈みかかっているプレジャーボートの救助要請を受け、直ちに現場に向かいました。辺りはすでに暗く、曳船船橋に装備する探照灯および作業灯を全て点灯させ、海上保安部の指示で海中へ飛び込んでいた乗客乗員の方々へ近づきました。その後、救命浮環やアルミ梯子を使用しながら12名全員を救助し、19時過ぎに巡視船へ引き渡し、救助活動を終了しました。2023年(令和5年)2023/10/23「金剛丸」就航- 「金剛丸」
(2023年10月 196トン)
2024年(令和6年)2024/08/23「魁」就航- 「魁」
(2024年8月 278トン)
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