私たちの仕事
入出港作業
我々、新日本海洋社は、エスコートボートで航路の安全を守り、タグボートで入港や出港する船のお手伝いをしています。 どちらも赤いマストが私たちの船の特長です。
東京湾の入口にある浦賀水道・中ノ瀬航路は、幅が狭く多くの船舶が行き交うので、とても航行が難しい場所です。
そこでエスコートボートは大型船舶の進路を警戒する役目を引き受けて、衝突事故が起こらないように注意します。
港の手前で、タグボートの出番となります。ロープを繋ぎ、港まで曳航します。
タグボートはパイロット(水先案内人)と共同作業を行ないます。港内の海底地形、潮流に精通したパイロットが、本船に乗り込み船長に代わってタグボートに指示を出し本船を離着岸させます。
食品・衣料・資源の99%を海外からの輸入に頼っているわが国において港湾の果たす役割は大きく、船での輸出入は決してなくなることはありません。本船は大型化の傾向をつづけており、大型船の入出港を補助する港の作業船であるタグボートは非常に高い専門性、特殊性を持った公共性の高い事業といえます。