

世界初 アンモニア燃料船運航による環境価値の創出
タグボート「魁」の運航を通じて、アンモニアの環境貢献可能性を拡大
9月25日、当社は運航するアンモニア燃料タグボート「魁」(船主:日本郵船株式会社)の曳船サービスを通じて削減した温室効果ガス(GHG) 排出量を定量化し、環境価値(注1)とする第三者認証を取得しました。この環境価値はBook&Claim方式(注2)に基づき購入者へ割り当て可能であり、将来的には輸送サービス利用者のScope 3(注3)排出量削減への寄与が期待されます。アンモニア燃料船の実運航を通じて創出された環境価値が第三者認証を受けるのは世界で初めてです。
魁は、株式会社JERAから株式会社レゾナック製の低環境負荷アンモニア「ECOANN」の供給を受けています。
「ECOANN」は使用済みプラスチックを原料の一部に使用して製造する、廃棄物の低減や循環型社会の構築に寄与する環境調和型アンモニアです。
本取り組みは、海運業におけるGHG削減量を可視化し、舶用燃料としてのアンモニアの環境貢献への可能性をさらに広げるものです。
今回のような環境価値の創出が一般化すれば、さらなる次世代燃料の普及に向けた足掛かりとなることが見込まれます。
当社はアンモニア燃料タグボートの安全運航を継続することで、海運および港湾分野におけるGHG排出量削減に寄与するとともに、次世代燃料の普及に向けた実績を積み重ねてまいります。
(注1)
削減したGHG排出量を定量的に評価・認証することで得られる価値で、取引可能なクレジットとして扱われる。
(注2)
低炭素燃料を利用した輸送サービス等によるGHG削減量に対して第三者認証を取得し(Book)、その削減価値を購入者に割り当て、購入者が自社の排出削減として主張(Claim)できる方式。
(注3)
企業のサプライチェーン全体に関連する間接的なGHG排出量。原材料の調達、製品輸送、使用、廃棄など、企業活動の外部で発生する排出が含まれる。